9日、6年ぶりの甲子園出場で初戦に臨んだ秋田県代表の金足農業高校は、初戦突破とはならなかったが、地元からは熱い声援とともに「金農らしい粘りの野球をありがとう」とねぎらいの言葉が聞かれた。

試合開始前、金足農業高校からほど近い追分駅前の美容室を訪ねると、「楽しみよ。もう仕事なんかしてられませんよ!」という声。

美容室クローバーの中川直子さんと夫の健一さんは、なかば休業状態で試合開始を待ちわびていた。

一方、地元の喫茶店はランチタイムでにぎわう時間だったが、マスターはテレビにくぎ付け。

9回の攻撃で、粘りを見せた金足農業ナイン。初戦突破はならなかったが、選手たちの諦めない姿に地元の人たちは胸を熱くしていた。

 美容室クローバー・中川直子さん:
「さすがと思いましたね。雑草軍団、頑張りました」

 喫茶店ポニーテール・齊藤秀孝さん:
「金農らしい粘りの野球、みんなよく頑張りました。もっと練習して頑張れ!という感じ」

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