パリ五輪に出場した体操の日本代表が８日、羽田空港に帰国して記者会見し、初出場で団体総合、個人総合、種目別鉄棒の３冠に輝いた２０歳の岡慎之助は「おととし膝の大けがをして、多くの方々がサポートしてくれた。金メダルを獲得できてうれしい」と感謝の思いを口にした。３種目制覇は日本勢５２年ぶりの快挙だった。 　岡と橋本大輝、萱和磨、谷川航、杉野正尭で臨んだ団体は２大会ぶりの頂点。東京五輪で団体「銀」の橋本は「持っていない（金）メダルを獲得できてうれしい」と語った。 　全員が初代表だった女子は団体の予選を突破して８位入賞。１６歳の岸里奈は「感謝の気持ちを演技で表現できた」と話した。


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