パリオリンピックも残すところあと5日間となりました。名古屋の街でこれまでに印象に残った競技を100人に聞きました。

 5位は、若い世代からの支持が厚かった男子バスケットボールでした。世界の壁は高く予選リーグ全敗に終わり、目標だったベスト8には届きませんでした。
 
10代男性:
「最後まで諦めない気持ちが、すごくかっこいいなと思いました」

別の10代男性:
「ふくらはぎをケガして試合に出られなくなって、とても悲しかったです」

 活躍が期待された地元、名古屋出身の富永啓生選手は、3試合でわずか8分の出場に留まりました。

富永啓生選手:
「なかなかプレーイングタイムがもらえないこともあって、もちろん悔しい大会にはなったんですけど、もっともっと成長できるところを見つけられたのかなと思っています」

 第4位はスケートボードです。

10代女性:
「自分よりも下の年代の子たちがメダルを取られていて、すごいなって」

40代男性:
「若い子が活躍している様子とか、逆転していくのがすごく興奮しました」

40代男性:
「最後の最後に逆転したのがすごかったなと」

 オリンピック2連覇を達成した堀米雄斗(25)選手が驚異の勝負強さを見せ、奇跡の大逆転劇に「すごかった!」という声が続出でした。

 第3位は、男子体操の大活躍です。

60代女性:
「みんなが『頼むぞ!』となっていた時に、そこでパッと決められる、さすが」

80代女性:
「私涙出ましたもん、優勝した時」

 2大会ぶりの金メダルを獲得した団体のほかにも、この大会で4つのメダルを獲得した岡慎之助選手(20)を称える声も多く聞かれました。

60代男性:
「着地きれいだったね」

30代女性
「1人で頑張って金メダルとかメダルをたくさん取ってすごいなと思います」

 第2位は、男子バレーで、愛知県岡崎市出身の絶対的エース石川祐希選手(28)と、三重県いなべ市出身の西田有志選手(24)がチームを盛り上げましたが、あと1点が決め切れず48年ぶりの準決勝進出を逃しました。

80代女性:
「1人1人がすごく良いプレーで、思わず拍手が出るくらい」

10代女性:
「すごく悔しくて、自分がやっているみたいな気持ち。バレーボールですかね」

20代女性:
「西田選手は、苦しい状況の時でも攻めのサーブで戦っていて、強いなと思いました」

10代男性:
「西田選手、まじでかっこよかったです」

20代女性:
「石川選手が最後に泣かれていたのが、すごく印象的ではありましたね」

そして第1位は…。

8歳の女の子:
「相手が強くても一生懸命頑張っていた」

女性:
「最後まで頑張っている姿が、私にとってはすごく印象的で」

 1位となったのは一宮市の大成高校出身で、柔道60キロ級の永山竜樹選手(28)が銅メダルを獲得するなど、各選手が活躍を見せた日本のお家芸、柔道でした。なかでも1番賞賛の声が多かったのは、阿部きょうだいの絆です。

20代男性:
「妹さんが負けちゃって兄が勝つところ、まじでかっこよかったです」

40代男性:
「胸がぐっと締め付けられた、阿部詩さんの号泣シーン」

阿部詩選手:
「本当に一瞬で勝負が決まるというのは、こういうことだと思い知りました。兄にはしっかり金メダルを取ってもらって、勝っている姿を目に焼き付けたいなと思います」

 妹の想いを託された兄、一二三選手は東京オリンピックに続き、男子66キロ級での連覇を達成しました。

40代女性:
「絶対王者の貫禄というか、絶対取るだろうなと思って見ていたら取ったので、すごく感動しました」

50代女性:
「諦めない気持ち、すごく勇気をもらいました」

阿部一二三選手:
「妹の分まで、やっぱり兄が頑張らないと。兄としてやるしかないという思いで、気持ちはしっかり抑えていました」

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