男子パークの予選に出場したイギリスのアンドリュー・マクドナルド選手は51歳。大会のメディア向けのサイトによりますと、前回の東京大会から採用されたオリンピックのスケートボードで最年長の選手になったということです。

マクドナルド選手はかつて数々の国際大会で活躍したスケートボードのトップ選手でしたが、オリンピック出場を目指して再び競技に向き合い、今大会で初出場を果たしたということで、スケートボードをしているときは10代のような気持ちになり、若い選手たちと同じような喜びや楽しさを感じているということです。

10代や20代の選手とともに出場したマクドナルド選手は年齢を感じさせないスピードでコースを滑走し、高さがある空中技を次々と決めていきました。

最後の3回目の「ラン」ではすべての技を成功させましたが得点は77.66で18位となり、上位8人による決勝に進むことはできませんでした。

この日は南アフリカの49歳、ダラス・オバーホルザー選手も出場し、予選最下位の22位となりましたが、会場を訪れた多くの観客が若い選手とともに躍動する2人の選手に大きな歓声と拍手を送っていました。

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