智弁学園・小坂将商監督

 第106回全国高校野球選手権大会は7日に開幕して阪神甲子園球場で1回戦があり、智弁学園(奈良)が岐阜城北を延長十一回タイブレークの末、9―6で降した。

 智弁学園の小坂将商監督の試合後のコメントは次の通り。

十回にも追いつかれ「腹をくくった」

 智弁学園・小坂将商監督 前半はチームが一つになっていない感じで空回りしていたが、いつも試合後半の六回から、また新たな気持ちでと(選手に)言うのですが、きょうはそこからまとまりができてきたのがよかったです。元々チームワークはあるので、その良い部分が出たと思います。

 (九回に同点となり)そこまでに安打を打ってチャンスも作っているのに点が取れていなかったので、これでこのまま負けたら(周囲から)言われ続けるだろうなとも思っていた。相手のミスもありましたけど、よく追いつきましたね。

 (タイブレークは2イニングあった)試合を通して自分たちにミスが出て失点をして、嫌な雰囲気だったので、きょうに限っては先攻で点を取れて良かったなと感じました。(同点となった)十回に3点を返された時は腹をくくりました。

 (次戦は春夏連覇を目指す健大高崎が相手)きょうは打線の主軸が機能しなかった部分もあるので少し考えます。強敵なので、胸を借りるつもりで、思いっきりやるだけです。

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