【英明-健大高崎】五回裏健大高崎1死二塁、箱山が左犠飛を放つ=阪神甲子園球場で2024年8月7日、滝川大貴撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第1日の7日、阪神甲子園球場で1回戦があり、9年ぶり4回目出場で、史上8校目の春夏連覇を狙う健大高崎(群馬)が、2年連続4回目出場の英明(香川)を1―0で降し、第97回大会の2015年以来、9年ぶりに2回戦進出を決めた。健大高崎・青柳博文監督の試合後の主なコメントは次の通り。

健大高崎・青柳博文監督

 今日は(捕手の)箱山(遥人)がしっかりリードして、自分で打って、自分で守って。箱山に尽きる。(五回に犠飛で二塁走者が生還)ランナーコーチの判断。普段の走塁練習の成果です。

 (四回2死満塁で石垣元気に継投は)あそこで点を取られたら、(英明の)清家(準)くんの出来から言うとちょっと厳しい。ボールが速く、バットに当たらない石垣でないと無理だと思った。荒れていたが、被安打0で(球が)走っていたし、よく投げた。

 (春夏連覇に向けまず1勝で)連覇ってみんな言うが、正直なかなかそういう考えはなくて。この大会で一つでも多く勝とうということしかない。

 (2部制が導入され)選手ファーストの視点で高野連さんが決めてくれたことで、今日やってみて確かに後半涼しかった。効果があると思うし、試合時間も決まっていて非常に調整しやすかった。

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