ホワイトソックスは先月10日に行われたツインズとのダブルヘッダーの第1試合に勝って以降、勝利から遠ざかり、5日のアスレティックス戦まで21連敗を喫していました。

1900年以降の大リーグでは、ナショナルリーグでフィリーズが1961年に23連敗を記録していますが、アメリカンリーグでのホワイトソックスの21連敗は、1988年のオリオールズに並ぶ記録でした。

迎えた6日のアスレティックス戦でホワイトソックスは4回にツーランホームランで先制すると、先発のキャノン投手が6回を1失点に抑える好投を見せるなど投打がかみ合い5対1で勝ちました。

オールスターゲーム以降のシーズン後半の初勝利で、選手たちはホッとした様子で久しぶりの勝利のハイタッチを交わしていました。

今シーズンのホワイトソックスは1試合平均の得点が3.08と30球団で最も低くなっています。

成績は28勝88敗と負け越しの数は「60」で、このままのペースであればシーズン終了時には122敗になる計算です。

1900年以降の大リーグでシーズンに120敗を記録したのは1962年のメッツだけで、ホワイトソックスが今後巻き返し、不名誉な記録を回避できるかにも関心が高まっています。

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