パリオリンピックの自転車競技で女子チームパシュートが日本時間の7日に行われ、愛媛の松山学院高校出身の垣田真穂選手が日本記録を更新する走りを見せました。

トラック種目の女子4000m団体チームパシュート。4人1組が一直線の隊列で走り、先頭を交代しながら進む競技です。全10チームから8チームに絞られる予選のトップバッターとして、日本の垣田選手らが登場しました。

垣田選手は19歳で日本のチーム最年少。レースでは空気抵抗を最も受ける先頭に立ちながら、持ち前の持久力を武器にチームを引っ張っていきました。ラストの1周では積極的な走りでスピードに乗り、日本記録を0秒564更新する4分13秒818でフィニッシュ。しかし結果は最下位の10位で予選敗退に終わりました。

垣田真穂選手:
「この日のために頑張ってやってきて、しっかり自分たちのベストを尽くして走って、日本新記録を出すことができてよかったと思う。しかし後から走る国のタイムとかを見ると、もう少し足りない、あとちょっとだった所もあって悔しい気持ちもあります」

垣田選手の次のレースは日本時間の10日(土)午前1時すぎ、2人1組で交代しながら30キロを走って争う女子マディソンで、メダルが期待されます。

垣田選手は「しっかり準備してメダルを獲得できるよう頑張りたい」と次のレースを見据えていました。

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