【有田工-滋賀学園】有田工の先発・石永=阪神甲子園球場で2024年8月7日、矢頭智剛撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第1日の7日、阪神甲子園球場で開幕戦があり、2年ぶり3回目出場の有田工(佐賀)が15年ぶり2回目出場の滋賀学園に6―10で敗れた。有田工・梅崎信司監督の試合後の主なコメントは以下の通り。

有田工・梅崎信司監督

 (7失策は)一番予想していなかった。守備の乱れが出たのが非常に悔しい。(先発の)石永(煌希)が本来の出来ではなく、苦しいマウンドになってしまった。

 (一回の守りは)緊張と、投手は本来の状態ではなかった。佐賀大会で137キロぐらいのボールを投げていたが、今日は130キロも出ていなかった。腕が振れていないし、どこかで代えないといけないと思っていた。(ピンチの場面での継投になり)石永にも悪かったし、代わった田中(来空)にも1年生ながらきつい場面で負担をかけてしまった。

 (先発の石永は)ここ数日(調子が)良くないというのは分かっていたが、佐賀大会はあいつで勝ってきたので、この舞台でまず投げさせるというところで。本来の調子から随分遠かったが、悪いなりに緩い球を使いながらずらしていた。

 (開幕戦で)初回の守備は少し緊張が見られたかなと思ったが、雰囲気を楽しめたとは思う。試合前は過去最高の舞台でできるというワクワク感の方が強かった。暑さはあったが、開会式でも後から行進させてもらい、大会本部にも暑さ、熱中症対策をしていただいた。万全の体制で試合をさせてもらい、ここ数日は昼間に練習をしていたこともあり、暑さに関しては特段問題はなかった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。