この映画「蔵のある街」は倉敷の魅力を全国に発信しようと、地元有志でつくる実行委員会が製作を企画しました。

山田洋次監督とともに多くの作品を手がけてきた地元出身の平松恵美子さんが脚本と監督を務め、友人を勇気づけるため美観地区に花火を打ち上げようと奔走する高校生たちの姿を描きます。

高橋さんは、主人公たちの相談相手となる美術館の学芸員を演じるということで、5日、撮影の合間に倉敷市で記者会見を開きました。

映画の出演は初めてで、高橋さんは「緊張感は高いですが、何かを追求したり演じたりするのはスケートと同じで、その分考えることは多いので奥が深いと感じています」と述べました。

そのうえで「地元が舞台の映画に出演できるのはすばらしいことだと思います。すごくきれいな、温かい気持ちになれる作品なので、ぜひ多くの方に観ていただきたい」と話していました。

この作品には、ほかにもMEGUMIさんや前野朋哉さんなど地元出身の俳優らも数多く出演し、地元企業や行政が資金面で製作を支援しています。

先月から倉敷市内で撮影が行われていて、来年7月の公開を目指しています。

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