体操の女子種目別、ゆかの決勝は、5日、予選を通過した9人の選手が出場しました。

日本からは予選を8位で通過した初出場の16歳、岸選手が出場しました。

岸選手は序盤に2回宙返り2回ひねりのH難度の大技「シリバス」を決めますが、その後は着地でわずかに乱れ、13.166で7位でした。

金メダルはブラジルのレベッカ・アンドラーデ選手で14.166、銀メダルはアメリカのシモーネ・バイルズ選手で14.133、銅メダルはアメリカのジョーダン・チャイルズ選手で13.766でした。

岸里奈「次の大会ではメダルを取りたい」

7位だった岸里奈選手は「細かいミスもあったが、その中でも予選や決勝などノーミスで演技することできたのは成長だった」と今大会を振り返りました。

そのうえで「これからはDスコアの演技も技術を上げる必要があるが、技が難しくても美しい体操をしたい。今回、オリンピックで演技した経験を糧にして、またオリンピックでいい演技をして、次の大会ではメダルを取りたい」と、意気込みを話しました。

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