パリ五輪ゴルフ男子で松山英樹(32)が5日未明に日本男子として初の銅メダルを決めた瞬間、出身地の松山市にあるゴルフ練習場でテレビ観戦していた家族やファンら約20人は「おめでとう」などと大歓声を上げた。中高時代に指導した恩師も「名誉なことだ」と喜んだ。  松山の父幹男さんはファンとともに観戦。「さあいけ!」「入れ!」と声援を送り続けた。メダルが確定すると、東京大会で銅メダルを懸けたプレーオフで敗れたことを振り返り「3年前の悔しさがいっぺんに晴れた」と笑顔を見せた。  明徳義塾中・高(高知県須崎市)ゴルフ部で監督の高橋章夫さんは「落ち着いていたのでメダルは取れるだろうと思っていた」と喜んだ。


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