パリ五輪ボクシング女子75キロ級に難民選手団の一員として出場したカメルーン出身のサンディウィヌ・ジャンクーヌガンバ=4日、パリ郊外ビルパント(ロイター=共同)

 【パリ共同】パリ五輪ボクシング女子75キロ級で難民選手団の一員として出場したカメルーン出身のサンディウィヌ・ジャンクーヌガンバ(25)が4日、準決勝に進出した。ボクシングは3位決定戦がなく、メダルが確定。国際オリンピック委員会(IOC)によると、五輪で難民選手団のメダル獲得は史上初めて。  英BBC放送によると、ジャンクーヌガンバはカメルーンで認められていない同性愛者。10代初めに英国に渡った。試合後「努力を続け、自分を信じ続ければ、何でも成し遂げられると世界中の難民に伝えたい」と語った。準決勝は8日、パナマの選手と対戦する。


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