IOC=国際オリンピック委員会などによりますと、アルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手は、2023年の世界選手権で男性ホルモンの一種、テストステロンの数値が高く、女子選手としての出場資格を満たしていないとして、IBA=国際ボクシング協会から失格処分を受けましたが、パリオリンピックではIOCから女子としての出場を認められ、女子66キロ級に出場しています。
ハリフ選手は3日、準々決勝でハンガリーの選手と対戦し、5対0の判定勝ちで準決勝に進みました。ボクシングは3位決定戦がないため、ハリフ選手の初めてのメダル獲得が確定しました。
ハリフ選手をめぐってはIOCが「すべての定められた医療規程を遵守している」と出場の正当性を強調しています。
一方、アルジェリアのオリンピック委員会は1日、ハリフ選手に対してひぼう中傷が相次いでいると明らかにしていました。
ハリフ選手は6日、準決勝でタイの選手と対戦します。
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