男子エペ団体準決勝で勝利し、雄たけびを上げる山田優=パリ(共同)
【パリ共同】パリ五輪第8日の2日、フェンシングの男子エペ団体で前回大会金の日本が決勝に進み、銀メダル以上が確定した。バドミントンの混合ダブルス3位決定戦で渡辺勇大(27)東野有紗(28)組=BIPROGY=が勝ち、2大会連続の銅メダルを獲得した。 柔道男子100キロ超級の斉藤立(22)=JESグループ=は準決勝、3位決定戦に敗れてメダルを逃した。女子78キロ超級の素根輝(24)=パーク24=は準々決勝で敗れて2連覇はならず、敗者復活戦も棄権した。 バドミントン女子ダブルスの志田千陽(27)松山奈未(26)組=再春館製薬所=は準決勝で敗れ、3位決定戦に回った。卓球の女子シングルス準決勝で敗れた早田ひな(24)=日本生命=も3位決定戦へ。競泳女子200メートル個人メドレーで前回大会2冠の大橋悠依(28)=イトマン東進=が準決勝に進んだ。 サッカー男子の日本は準々決勝でスペインに敗れた。 バスケットボール男子の日本はブラジルに敗れ、1次リーグ3連敗で敗退。ゴルフ男子の松山英樹(32)は第2ラウンドを終え、首位を守った。トランポリン女子の森ひかる(25)=TOKIOインカラミ・金沢学院大ク=は6位だった。 渡辺勇大の話 とてもきつくて、相手ともフィジカル勝負になったけど、劣勢でも最後まで諦めずにラリーができた。ここまで組んできて、いろんなことがあったけど、五輪という舞台で、もう一回表彰台に上がることができてとてもうれしい。 東野有紗の話 金メダルを取る気持ちでやってきたので悔しいけど、メダルを取れてうれしい。(準決勝から)切り替えようと話して、空元気ではあったと思うけど、楽しく話しながら切り替えて臨むことができた。本当に勇大くんと出会えて良かった。 斉藤立の話 応援してくれた家族に対して諦めたら申し訳ないと思っていたけど、力不足。応援してくれた方々に申し訳ない気持ちしかなくて、これで日本に帰れるのかと思って、情けない気持ちでいっぱい。
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