第106回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の地方大会は30日、愛媛の決勝で聖カタリナ学園が西条を降して初出場を決め、全49代表が出そろった。
春夏連続出場は、今春のセンバツ大会で初優勝した健大高崎(群馬)や2年連続準優勝の報徳学園(兵庫)など9校。初出場は5校で聖和学園(宮城)、新潟産大付は春夏通じて初の甲子園出場となる。札幌日大(南北海道)、石橋(栃木)、聖カタリナ学園は夏の甲子園大会の初切符をつかんだ。
夏の連続出場は10校で、明豊(大分)の4年連続が最長。最多出場は1915年の第1回大会に出場している早稲田実(西東京)の30回目。最長ブランクは大社(島根)の32年ぶりで、掛川西(静岡)も26年ぶりに夏の甲子園に戻ってくる。夏の優勝経験校は歴代最多7回を誇る中京大中京(愛知)など10校。公立校は12校で前回から3校増えた。
組み合わせ抽選会は8月4日午後2時から大阪市内で行われる。大会は7日から17日間(休養日3日含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。【長宗拓弥】
第106回全国高校野球選手権大会代表校
地 区 出場校 出場回数
北北海道 白樺学園 9年ぶり4回目
南北海道 札幌日大 初出場
青 森 青森山田 7年ぶり12回目
岩 手 花巻東 2年連続12回目
秋 田 金足農 6年ぶり7回目
山 形 鶴岡東 2年ぶり8回目
宮 城 聖和学園 初出場
福 島 聖光学院 3年連続19回目
茨 城 霞ケ浦 5年ぶり3回目
栃 木 石橋 初出場
群 馬 健大高崎 9年ぶり4回目
埼 玉 花咲徳栄 5年ぶり8回目
千 葉 木更津総合 6年ぶり8回目
東東京 関東一 5年ぶり9回目
西東京 早稲田実 9年ぶり30回目
神奈川 東海大相模 5年ぶり12回目
新 潟 新潟産大付 初出場
長 野 長野日大 15年ぶり2回目
山 梨 日本航空 3年ぶり7回目
静 岡 掛川西 26年ぶり6回目
愛 知 中京大中京 7年ぶり29回目
岐 阜 岐阜城北 9年ぶり4回目
三 重 菰野 16年ぶり3回目
富 山 富山商 2年連続18回目
石 川 小松大谷 3年ぶり3回目
福 井 北陸 2年連続5回目
滋 賀 滋賀学園 15年ぶり2回目
京 都 京都国際 2年ぶり3回目
大 阪 大阪桐蔭 2年ぶり13回目
兵 庫 報徳学園 6年ぶり16回目
奈 良 智弁学園 2年連続22回目
和歌山 智弁和歌山 2年ぶり27回目
岡 山 岡山学芸館 5年ぶり3回目
広 島 広陵 2年連続25回目
鳥 取 鳥取城北 6年ぶり6回目
島 根 大社 32年ぶり9回目
山 口 南陽工 14年ぶり4回目
香 川 英明 2年連続4回目
徳 島 鳴門渦潮 7年ぶり8回目
愛 媛 聖カタリナ学園 初出場
高 知 明徳義塾 2年ぶり23回目
福 岡 西日本短大付 3年ぶり7回目
佐 賀 有田工 2年ぶり3回目
長 崎 創成館 2年連続4回目
熊 本 熊本工 3年ぶり23回目
大 分 明豊 4年連続10回目
宮 崎 宮崎商 3年ぶり6回目
鹿児島 神村学園 2年連続7回目
沖 縄 興南 2年ぶり14回目
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