第106回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)に出場する宮崎商の壮行式が29日、宮崎市の同校体育館で開かれた。ユニホーム姿の選手たちは宮崎大会の優勝メダルをさげて入場。主将の谷口真選手(3年)が「宮崎大会では、仲間を信じて勝つことができた。応援の力の偉大さを感じました。『甲子園で勝つ』目標を勝ち取れるよう、スタンドやテレビの前で応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 高校総体に出場している生徒らを除いて、教職員を含め約750人が集まった。堀切康博校長は「47校の代表としての出場。県民に感動と活力を届けるプレーを期待しています。甲子園でのプレーを楽しんでください」と激励した。

 生徒会の田中優加副会長(同)は、昨春の大会から選手のプレーを撮影するなど応援していたことを明かし、「全国に宮商の名をとどろかせてください」とエールを送った。

 選手らは同日、河野俊嗣知事らも表敬訪問した。8月1日に宮崎空港を出発し、現地で調整しながら4日の抽選会、7日の開会式に備える。(中島健)

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