バスケットボール女子の予選リーグは、12チームが4チームずつ、3つのグループに分かれて総当たりで対戦し、それぞれのグループの上位2チームと、3位になったチームのうち成績が上位の2チームを合わせた8チームが決勝トーナメントに進みます。

世界ランキング9位で、東京大会で銀メダルを獲得した日本は、初戦で世界ランキング1位でオリンピック8連覇を目指すアメリカと対戦しました。

日本は前半、走力を生かした速い展開から、林咲希選手や山本麻衣選手などが9本のスリーポイントシュートを決めます。

しかし、アメリカの高さを生かした攻撃に押され39対50と、11点を追う展開で折り返しました。

後半は高さのある相手にリバウンドから点を取られたり、速攻を受けたりする場面が目立ち、リードを広げられ、日本はアメリカに76対102で敗れて黒星スタートとなりました。

日本時間の来月1日、日本は世界ランキング19位のドイツと対戦します。

高田真希 “タフに戦って次は勝ちたい”

チーム最多の24得点をあげた高田真希選手は「積極的にシュートを打ち続け、最後まで粘り強く、相手に決められてもリスタートを速くしてどんどんアタックしたところが、すごくよかったと思う。初戦で硬さがありながらも自分たちのいい部分もあった。そういったところは1つ1つ自信に変えて、次に向かっていきたい」と振り返りました。

今後に向けては「予選リーグを突破するには、本当に1つ1つの勝ちが大切になってくる。しっかりチーム全員でタフに戦って、次は絶対に勝ちたい」と話していました。

山本麻衣 “世界で戦える自信ついた”

チーム最多の5本のスリーポイントを決めた山本選手は「攻めるところで攻めていかないと点数につながってこないし、シュートタッチも良かったので強気で打ち切っていった」と自身のプレーを振り返りました。

試合については「前半は日本らしいバスケができて、世界でも戦える自信はついたし証明出来たと思う。次はそれをしっかり40分間やり抜きたい」と話していました。

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