29日の総合馬術は最終種目の障害馬術が行われ、大岩義明、戸本一真、北島隆三、田中利幸の日本が団体で合計115・80点とし、銅メダルを獲得した。馬術でのメダルは1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人を制した西竹一以来、92年ぶり2個目。団体では初めて。
第2種目のクロスカントリーを終えて団体3位だった日本は、北島の馬が馬体検査をクリアできずにリザーブの田中に代わったことで20点を減点された。この時点で5位に後退したが、最終種目では3人とも障害物を落とすことなく減点を抑え、3位まで盛り返した。
個人は25人馬による決勝を行い、戸本が5位、大岩が7位だった。(共同)
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