2022年の冬の北京オリンピックフィギュアスケート団体では、ワリエワ選手をメンバーとするロシアオリンピック委員会が1位、アメリカが2位、日本が3位となりましたが、その直後に、ワリエワ選手に2021年12月に行われたロシア選手権でのドーピング違反が発覚し、メダルの授与式が延期されたままになっていました。
CAS=スポーツ仲裁裁判所は、ことしになってワリエワ選手に対し、北京大会の期間を含む4年間の資格停止処分とその間のすべての競技成績を取り消す裁定を出しました。
これを受け、ISU=国際スケート連盟は、ワリエワ選手の北京大会の成績を無効とし、団体の結果を2位のアメリカを金メダルに、3位の日本を銀メダルにそれぞれ繰り上げることを決めました。
IOC=国際オリンピック委員会は、29日の会見で順位の繰り上げに伴うメダルの授与式をパリオリンピックの会場で8月7日に行うことを決めたと発表しました。
出席者などの詳細は調整中だとしています。
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