パリオリンピックの競泳は大会4日目の29日、女子400メートル個人メドレーの予選が行われ、日本からはオリンピック初出場の成田選手と2大会連続出場の谷川亜華葉選手が、いずれも予選2組に出場しました。

レースは、成田選手が前半を6位で折り返すと、後半に持ち味の追い上げを見せて4分37秒84をマークし、この種目の世界記録保持者でカナダのサマー・マッキントッシュ選手に次ぐ2位、全体で5位に入り決勝に進みました。

一方、谷川選手は、得意としている最初のバタフライで出遅れると、その後も伸びを欠いて4分43秒18のタイムでこの組の8位、全体の13位で予選敗退となりました。

女子400メートル個人メドレーの決勝は、日本時間30日の午前3時半から行われる予定です。

決勝に向けて成田「余力を残せた 自分のレースをしたい」

競泳女子400メートル個人メドレーで決勝進出を決めた成田選手「前半は周りの選手が速くて心が折れそうになったが、決勝の舞台で戦うことを目標にしていたので、自分のペースを乱さずに後半に絶対チャンスがあると思って泳いだ」とレースを振り返りました。

決勝に向けては「少しは余力を残せた気がするので、周りの選手といいレースをした上で、自分のレースをしたい」と意気込んでいました。

決勝進出を逃した谷川「出場は貴重なこと 今後に生かしたい」

決勝進出を逃した谷川選手は「うまく結果は出なかったが、練習からやれることをやってきたつもりだし、悔いはない。このためにかけてきた思いもあり悔しいが、出場できただけでも貴重なことなので、今後に生かしたい」と前を向きました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。