【パリ共同】セーヌ川の水質が問題となっているパリ五輪のトライアスロンで、29日朝に予定されていたスイムの公式練習が中止となった。28日に続き、国際競技連盟が定める水質基準を満たせなかった。大会組織委員会によると、26、27日の雨の影響。30日に競技が行われる男子の選手は、公式練習で事前に川で泳ぐ機会がないまま、本番に臨むことになる。

 組織委は「天気予報を考慮すると、競技開始までに水質が戻ると確信している」とのコメントを出した。31日に女子、8月5日に混合リレーが実施され、その後に水泳のオープンウオーター(OWS)も行われる。(共同)

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