神戸市中央区にある阿部選手の母校、神港学園高校の柔道部の部員たちは、寮や自宅などで決勝の中継を見ながら応援したということで、先輩の快挙に刺激を受けていました。

男子柔道部で副キャプテンを務める、佐伯博司さんは「テレビの前で立ち上がるほどうれしかったです。先輩の豪快に投げる柔道のように自分も自信を持って相手に大きく技をかける柔道をやっていきたいと思います」と話していました。

また、キャプテンを務める、近藤小粋さんは「改めてすごいと感じました。試合前の練習やメンタルの作り方などを参考にしていきたいです。次のオリンピックもきょうだいでの出場を期待しています」と話していました。

また、コーチとして高校時代の阿部選手を指導した、男子柔道部の山本竜也 監督は「この学校からオリンピック2連覇の偉業を達成した柔道家が出たことは部員たちにとってもよい刺激になると思います。これからも後輩たちの目標であり続けてほしいです」と話していました。

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