男子66キロ級準々決勝 タジキスタン選手(左)に合わせ技で一本勝ちする阿部一二三=パリ(共同)

 パリ五輪第3日の28日、柔道男子66キロ級の阿部一二三(26)=パーク24=が金メダルを獲得し、この階級では2004年アテネ五輪、08年北京五輪を制した内柴正人以来2人目の2連覇を達成した。  兵庫県出身。豪快な担ぎ技を武器に日本のエースとして絶大な存在感を放つ。世界選手権は4度制覇。東京五輪できょうだい同日優勝を果たした女子52キロ級の阿部詩(24)=パーク24=が2回戦敗退した。優勝候補は妹の思わぬ事態に動じず、頂点まで駆け上がった。


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