46チーム(55校)が参加した第106回全国高校野球選手権長崎大会は29日午前11時5分から県営野球場で決勝があり、清峰と創成館が対戦する。清峰は16年ぶり4回目、創成館は2年連続4回目の優勝をめざす。

 清峰の入江文和監督は創成館について、「足を絡めながら工夫して得点を狙われるのでは」と警戒。「これまでの戦い方は変えず、後半勝負に持っていければ」と話す。

 創成館の稙田龍生監督は清峰について、「素晴らしい投手を攻略しなければ勝てない」と評価。「ヒットも打てないと思うので足も絡めながら勝負したい」と意気込む。

 決勝の試合前には、三菱重工長崎硬式野球部から県高校野球連盟へ、250万円の寄付の贈呈式がある。野球部の廃部に伴い繰り越されていた活動費を「長崎の野球界に還元しよう」と申し出があったという。(天野光一、榧場勇太)

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