トライアスロンのスイムなどが行われるセーヌ川で泳ぐ、パリのイダルゴ市長(下)と大会組織委員会のエスタンゲ会長=17日、パリ(共同)

 【パリ共同】セーヌ川の水質問題が懸念されているパリ五輪のトライアスロンで、28日朝に行われる予定だったスイムの公式練習が中止となった。前日までの降雨の影響で水質が悪化し、国際競技連盟の基準を満たせなかった。  日本チーム関係者によると、大会組織委員会は「24~34時間で改善される」との見通しを示しているという。セーヌ川での競技はトライアスロンで30日に男子、31日に女子、8月5日に混合リレーが実施される。水泳のオープンウオーター(OWS)も行われる。  セーヌ川は、水質悪化により1923年に遊泳禁止となった。大会を機に、大規模な水質改善に乗り出し、安全性をアピールした。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。