パリオリンピック、サッカー女子の予選リーグに臨んでいるカナダ代表は、25日、フランスのサンテティエンヌで行われた初戦でニュージーランド代表と対戦しました。
カナダオリンピック委員会によりますと、その試合前の22日、カナダ代表の関係者がニュージーランド代表の練習をドローンで撮影する偵察行為を行ったとして、現地当局に拘束されたということです。
その後の調べで、このほかにもドローンで練習を撮影した映像が見つかったということです。
FIFAは27日、ペナルティーとしてカナダ代表の予選リーグの勝ち点を「6」差し引くとともに、プリーストマン監督などスタッフ3人を1年間の資格停止処分にすると発表しました。
カナダ代表は、世界ランキング8位。
3年前の東京大会で金メダルを獲得しています。
パリ大会では、今回の問題の影響でプリーストマン監督が不在となる中、ニュージーランド代表との初戦を2対1で勝利して勝ち点「3」を獲得していました。
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