島根県川本町に2025年4月に創設される山陰地方で初の女子硬式野球クラブのチーム名が「島根フィルティーズ」に決まり、27日に発表されました。

チーム名は、27日に開催された川本町の夏の風物詩「ええなあまつりかわもと」のステージイベントで発表されました。

考案したのは出雲市に住む男性で、川本町をはじめ島根県内の人に広く応援してほしいとの願いを込め「島根」を頭に、「フィルティーズ」は、島根県内だけに自生し川本町が有数の群生地である「イズモコバイモ」の学名「フリティラリア」と、音楽の町であることにもちなみ、ギリシャ語で「愛する」を意味しオーケストラの名称にも用いられる接頭語の「フィル」を掛け合わせて名称化したということです。

川本町では、2025年4月に創設される山陰初の女子硬式野球チームの名前を公募し、島根県のほか東京、岐阜、宮城など14の都府県から422通の応募がありました。

チーム名の決定を受け、川本町の野坂町長は「県内各地からや、東京都をはじめとする東日本からも、男女問わず、また小学生から高齢者までの幅広い層の方々から422通もの応募がありましたことを心から感謝申し上げます。このチームに集うであろう選手のたちの新たなチャレンジを、町をあげて応援していきたいと考えております」とコメント。
また森山一人監督は「川本町にて本気で野球に取り組む選手たちにも意味のある奥深いチーム名に決めたいと思い、提案を拝見しました。ここにしかない花(チームや選手)を川本町で咲かせて自身を成長させる。地域の方々から愛され、認めてもらえる野球選手になり、自身の人間性を高める!そのような『野球の場』を今から在籍してくれる選手たちに提供したい」とコメントしています。

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