今永投手はここまで8勝2敗、防御率も2点台と好調を維持していて27日、相手の本拠地カンザスシティーで行われたロイヤルズ戦に中5日で先発登板しました。

カブス打線は1回、1アウト一塁の場面で3番・ライトで先発出場した鈴木選手に第1打席がまわり、低めの変化球をとらえてセンター後方へ2試合ぶりとなる今シーズン15号のツーランホームランで先制しました。

リードをもらってマウンドに上がった今永投手は、1回、打者3人で抑えたあと、2回は2アウトからソロホームランを打たれて1点を返されました。

その後は、高めの速球と低めの変化球を効果的に使い高低差を生かしたピッチングでロイヤルズ打線に的を絞らせず、3対1と2点リードして5回を投げ終えて勝ち投手の権利を得ました。

しかし、6回は先頭バッターにヒットを許し、続くバッターにタイムリーとなるツーベースヒットを打たれて1点差に詰め寄られました。

このあと2アウトとして後続のバッターにヒットを打たれたところでランナーを一塁に残してマウンドを降りました。

代わって登板したリリーフピッチャーがこの場面をしのげず、今永投手が残したランナーが同点のホームを踏むなどカブスはこの回に3点を失って3対4と逆転を許しました。

今永投手は6回途中まで3失点。

球数は87球で打たれたヒットが6本、デッドボールが1つ、奪った三振が3つ、防御率は2.95で勝ち負けはつきませんでした。

カブスは1点を追う7回、満塁ホームランで逆転に成功し、9対4で勝って連敗を「3」で止めました。

先制ホームランを打った鈴木選手は3回の第2打席にも2打席連続ヒットとなる内野安打をマークし、この試合4打数2安打2打点、申告敬遠のフォアボールが1つで3試合連続となる複数安打で打率が2割7分1厘まで上がりました。

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