第1試合・掛川西vs加藤学園
第一試合は春の王者・加藤学園とつなぐ野球が武器の掛川西の一戦。
掛川西は初回、2本のヒットなどで1アウト満塁とすると5番・キャプテン山下。守備の乱れの間にランナーが生還し先制します。
加藤学園はその裏、ヒットとバントで1アウト3塁。一打同点のチャンスで3番・梅本がタイムリーヒット。すぐさま試合を振り出しに戻します。
その後1点ずつ加えて迎えた5回。掛川西は得点圏にランナーを進め打席にはまたも山下。右中間を破るタイムリーツーベースヒットで再びリードします。
さらにこの回と8回にも追加点を奪うと最後はエース高橋が締めてゲームセット。
掛川西26年ぶりの甲子園へあとひとつです。
第2試合・聖隷クリストファーvs静岡
初回、1アウト3塁のチャンスで3番中野が犠牲フライ。静岡が先制します。
すると聖隷は3回1アウト満塁の場面で3番ジャコブソンがスクイズ!同点に追いつきます。
直後に静岡が1点を加え、投手戦になるなか、聖隷の背番号1袴田が粘りました。
中盤以降無失点の投球を見せると最終回。
聖隷はヒットとバントで1アウト2塁とすると5番稲岡!
土壇場のタイムリーで同点に追いつくと、続く伊藤も痛烈なタイムリーを放ち聖隷が劇的な逆転勝利!初めての甲子園に王手をかけました。
夏の甲子園の静岡代表をかけて戦う、掛川西と聖隷クリストファーとの決勝戦は、29日午前10時に開始される予定です。
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