第106回全国高校野球選手権大会に出場を決めた有田工の選手たちが26日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事に佐賀大会での優勝を報告し、甲子園での健闘を誓った。

 報告会では、梅崎信司監督が「2年前に出場した甲子園大会では、コロナ禍で抽選会にも開会式にも参加できず、やり残したことがたくさんあった。何とかそれを取り返しに行くつもりでやってきた。昨年の(代表校)鳥栖工の1勝を上回る活躍をしたい」とあいさつ。出席した選手やスコアラーら21人の佐賀大会での活躍ぶりや、チームの中での役割を一人ひとり紹介した。

 山口知事は「接戦をものにしてきたチーム。甲子園でもしっかりとまとまってくれるんじゃないか。佐賀県民みんなで応援している。前を向いて頑張ってほしい」と激励した。

 選手らは8月1日、甲子園に向けて出発する。(野上隆生)

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