パリ五輪の開会式で、セーヌ川を船でパレードするパレスチナ選手団=26日、パリ(共同)

 【パリ共同】パレスチナ自治区ガザでイスラエルの攻撃が続くパレスチナの代表選手団が26日、パリ五輪開会式の船上パレードで登場すると、会場の一つ、トロカデロ庭園では大きな拍手と歓声が上がった。  一方、イスラエルの登場時は庭園で歓声は少なく、パリ市内の公園で行われたパブリックビューイング(PV)会場ではブーイングが起きた。  イスラエルを巡っては、開会式に先立つ24日のサッカー男子1次リーグの対マリ戦で国歌斉唱時にやじが飛び、試合中にパレスチナ旗を掲げる観客がいた。当局はイスラエルの試合でのテロを警戒している。


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