下村投手は兵庫県出身の22歳。最速155キロのストレートやカットボールに加えて、両サイドに投げ切れるコントロールが持ち味の右ピッチャーです。去年のドラフトで1位指名され青山学院大から入団しました。

球団は11日、下村投手が今月、右ひじのじん帯を修復する「トミー・ジョン手術」を受けて退院したと発表しました。

下村投手は、この春のキャンプでは大学時代の疲労を考慮され、2軍で調整を続けていました。球団によりますと、右ひじに違和感があったということです。今後は、ひじの状態を見ながらリハビリをしていくことになります。

下村投手は「支えていただいている多くの関係者から助言をいただき、手術を受ける決断をした。入団してから何もできずもどかしい気持ちもあるが、自分の決断を尊重してくださった球団の方々への感謝を忘れず、一日でも早く復帰しチームの力になれるように今後のリハビリに誠心誠意、取り組んでいきたい」とコメントしています。

「トミー・ジョン手術」は通常、復帰まで長期間かかるとされ、大リーグで活躍する大谷翔平選手やダルビッシュ有投手などが受けていて、いずれも投手としての復帰まで1年以上かかりました。

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