オースティン選手は24日、神宮球場で行われたオールスターゲームの第2戦に5回から途中出場し、9回にファーストの守備で楽天の辰己涼介選手が打った打球を捕球しようとした際、あごに打球を受けて途中交代しました。

オースティン選手は25日チームドクターから右の下あごの骨の打撲と診断され、その後、頭痛を訴えたことから再び診察を受けた結果、脳しんとうの疑いがあると判明したということです。

これを受けて球団は、26日、脳しんとうの特例措置を使ってオースティン選手の出場選手登録を抹消しました。

プロ野球では、1軍の出場選手登録を外れると10日間、再登録できませんが、脳しんとうの特例措置が適用されると回復次第で10日を待たずに復帰することができます。

オースティン選手は今シーズン、6月に月間MVPを獲得するなどここまで58試合に出場し、打率3割2厘、ホームラン15本、37打点の活躍で、打線の中軸としてチームの勝利に貢献していました。

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