フィギュアスケート

 フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手(ロシア)がドーピング違反のため2022年北京冬季オリンピックで失格となった問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が金メダル授与を求めたロシア側の訴えを棄却し、3位に変更した国際スケート連盟(ISU)の決定を認めた。団体の日本が銅メダルから銀メダルに繰り上がることが確定したことを受けて団体出場者が26日、日本スケート連盟を通じてコメントを発表した。パリ五輪期間中に表彰式が実施される予定。各出場者の談話は次の通り。(発表順)

女子

 坂本花織選手(シスメックス) 率直にとてもうれしく思います。それと同時にこの日が来るまでとても長かったと感じました。

 この団体戦銀メダルは一緒に戦ったチームメートはもちろん、たくさんの関係者の皆様のおかげで獲得できたものと思っています。この場をお借りして感謝申し上げます。

 そして今回の経験を通じて、改めてスポーツの公正さと誠実さの重要性を強く感じました。

 今後もフェアでクリーンな試合が続くよう、スポーツマンシップを大切にして全力で競技に励み、精進してまいります。

 樋口新葉選手(ノエビア) ようやくメダルをいただけることが決まり、素直にうれしく思います! これまでお世話になり、支えてくださった方たちにも早くお見せしたいです。

男子

 鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大) 今回、北京五輪の団体戦のメダルがもらえることをうれしく思います。

 みんなで獲得したメダルは良い思い出になりそうです。

 宇野昌磨さん(今年5月に競技引退)

 このたびオリンピック団体のメダルをいただけることをとてもうれしく思います。

 フィギュアスケート日本選手全員で素晴らしい結果を残せたことをとても誇らしく思いますし、このようにメダル授与式という素晴らしい場を設けていただけたことにとても感謝しています。

ペア

 三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)

 チームの皆様、応援をしてくださった皆様、支えていただいている全ての皆様に感謝をし、喜びを分かち合いたいと思います。そして私たちの次の目標に向かってこれからも真摯(しんし)に競技活動に向き合い、日々精進してまいります。

アイスダンス

 小松原美里さん(今年4月に競技引退)

 待ちわびていました。心よりうれしく思います。一緒に頑張った尊敬する仲間たちとコロナの時とは違う本当のハグをして、おめでとうと直接伝えたいです。応援してくださった皆様、支えてくださった皆様に笑顔で元気が届けられるように大切な時を過ごしたいと思います。

 小松原尊選手 本当にうれしく思います。日本のために一緒に頑張った仲間に、おめでとうとお疲れ様を伝えたい気持ちでいっぱいです。

 そしてコロナの中で、家族と支えてくださった方々が北京に見に行けませんでした。

 今回パリ・オリンピックで、みんなと一緒にお祝いをしたいです。

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