名古屋場所の幕下は13日目の26日、ともに6戦全勝だった荒汐部屋の大青山と、境川部屋の黒姫山が対戦しました。

大青山は黒姫山を力強く寄り切って勝ち、7戦全勝で幕下優勝を決めました。

大青山は中国の内モンゴル自治区出身の24歳。

静岡県にある強豪、飛龍高校を経て、出身が同じ元幕内 蒼国来が師匠を務める荒汐部屋に入って、おととし、初場所で初土俵を踏みました。

身長1メートル92センチ、体重150キロを超える恵まれた体格を生かした右四つの相撲を磨き、今場所は自己最高位となる東の幕下2枚目で得意の右四つからの寄りや投げで白星を重ねました。

大青山は「うれしい。優勝は特に気にせず臨んだ。途中で中に入られてしまったがうまく取ることができてよかった」と振り返りました。

新十両昇進を確実としている来場所に向けて「15日間取るのは初めてになるので、しっかり調整して臨んでいきたい。同じ部屋の若元春関のように四つに組んで前に出る相撲を目指して頑張りたい」と意気込みを話していました。

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