名古屋場所の優勝争いは25日に12日目を終えて、1敗で照ノ富士が単独トップ、3敗で大関・豊昇龍と平幕の隆の勝、美ノ海の3人が続いています。

13日目の26日、照ノ富士は去年の夏場所以来となる貴景勝との一番に臨みます。

過去の対戦では照ノ富士が6勝4敗と勝ち越しています。

横綱が今場所見せている力強い立ち合いから四つに組み止められれば、主導権を握ることができます。

一方、負け越せば大関から陥落する角番の貴景勝は、今場所すでに7敗ともうあとがありません。

得意の突き押しで押し込みながらタイミングよくいなして横綱の体勢を崩すことができればチャンスが生まれます。

照ノ富士に続く3敗の力士では豊昇龍は関脇・大の里、隆の勝が関脇・霧島、美ノ海が小結・大栄翔と対戦します。

先に取組のある3敗の3人がいずれも敗れ、結びの一番で照ノ富士が勝てば2日を残して星の差が3つに広がるため、照ノ富士の10回目の優勝が決まります。

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