春夏通じて初の甲子園出場を決めた聖和学園高校。選手たちは7月25日、学校で夏の高校野球・宮城大会の優勝を報告。甲子園での活躍を誓いました。

記者リポート
「聖和学園三神峯キャンパスです。校舎にはおめでとうと書かれた大きな垂れ幕がかかげられています」

夏の高校野球宮城大会決勝で仙台育英を破り、悲願の甲子園初出場をつかみ取った聖和学園。25日朝の報告会で選手たちは在校生の祝福を受ながら入場。持ち帰った優勝旗と盾を学校に渡しました。

報告会では野球部の創設時から掲げているこの言葉で、力強く甲子園での活躍を誓いました。

鈴木健人副キャプテン
「甲子園でも自分たちの泥臭い野球をしっかり徹底し、宮城県の代表として自覚と誇りをもって『球史創造』(スローガン)ができるよう頑張りたいと思います」

「球史創造」
野球部の歴史に「新しい1ページを作る」という意味が込められた言葉だそうです。

千葉桜太投手
「みんなからおめでとうというLINEが殺到してうれしかったが、そこに浮かれず、甲子園で全国制覇を目標に頑張ろうという気持ちになった」

八島知晴監督
「本当に皆さんのおかげで子供たちも成長できたと思っています。甲子園の試合開始のときに、これが聖和学園の生徒だと自信を持って送り出せるように準備をしていきたい」

在校生からは初の甲子園に向けて期待の声が。

佐藤義士生徒会長
「生徒一丸となって応援して、その結果が結びついたのでとてもうれしかった」

大宮結衣副生徒会長
「優勝旗をもって、宮城に帰ってきてほしい」

組み合わせ抽選会は8月4日、大会の開幕は7日の予定です。

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