写真はイメージ=ゲッティ

 第106回全国高校野球選手権滋賀大会(県高野連など主催)は25日、準決勝があり、滋賀学園―草津戦はトリプルプレーで試合が終了する異例の幕切れとなった。滋賀学園が9―2で七回コールド勝ちした。

 草津は2―9の七回裏の攻撃で無死満塁の好機を作った。打者が放ったライナー性の打球を二塁手にキャッチされ1アウト。そのまま二塁に送球され、塁を離れていた二塁走者がアウトになり、さらに一塁に転送され、飛び出していた一塁走者もアウトになってスリーアウト。その瞬間に七回で7点差のコールド試合が成立し、ゲームセットとなった。

 突然の展開に草津側のスタンドはぼうぜんとなっていた。【礒野健一】

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