ドジャースの大谷翔平は21日、松井秀喜が10年で積み重ねた数字を7年目のシーズン早々に追い越した。

 シーズンで30本塁打以上を記録したのは松井が2004年の1度だけだったが、大谷は昨季まで3年連続でクリアした。21年は46本、日本勢初の本塁打王に輝いた23年は44本とメジャーで屈指の長距離打者として地位を築いた。175号到達時のペースでは松井が4970打席目だったのに対し、大谷は2941打席目。約2千打席少なく、ハイペースで本塁打を量産した。

 同じ左打者だが、打球方向でもスタイルの違いがあり、松井は引っ張りの打撃が目立つのに対し、大谷は広角にアーチを描いた。(共同)

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