選手村の五輪マークの前で記念撮影をするハンドボール男子日本代表=23日、パリ郊外(共同)

 パリ五輪は26日(日本時間27日未明)の開会式に先立って24日、サッカー男子1次リーグで競技がスタートし、アルゼンチンとモロッコが2―2で引き分け、スペインはウズベキスタンを2―1で降した。新型コロナウイルス禍の影響で1年延期となった2021年東京大会から3年。8月11日の閉幕まで世界中から集ったアスリートが熱戦を繰り広げる。

 日本選手団ではラグビー7人制の男子が最初に登場し、1次リーグA組で強豪のニュージーランドに12―40で敗れた。

 「お家芸」柔道で、兄妹での2連覇を目指す男子66キロ級の阿部一二三(26)、女子52キロ級の阿部詩(24)=ともにパーク24=が23日に現地入り。日本勢は着々と準備を進めている。

 パリで100年ぶりとなる祭典は「広く開かれた大会に」をスローガンに、出場枠が史上初男女同数となった。聖火リレーはパリ近郊を巡り、開会式での聖火台への点火に向けて最終段階。セーヌ川の周辺やエッフェル塔など観光名所の警備体制が強まり、緊張感も高まっている。(共同)

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