バレーボール男子の練習で、笑顔を見せる石川祐希(中央)ら日本の選手たち=パリ南アリーナで2024年7月24日、長澤凜太郎撮影

 パリ・オリンピックで52年ぶりとなる金メダル獲得を目指すバレーボール男子日本代表が24日、本番会場となるパリ南アリーナで初めて練習を行った。主将の石川祐希選手(ペルージャ)らが軽快な動きを見せた。

 試合で実際に使うコートでの練習は、27日の1次リーグ初戦のドイツ戦の開始時間と同じ午前9時から1時間行った。サーブの感触や球の見え方を確認したほか、6対6で行う実戦形式の練習などで汗を流した。

 会場の印象について、フィリップ・ブラン監督は「非常にいい体育館。照明に邪魔されず、いいジャンプサーブが打てると思う」と話した。

 3日後のドイツ戦に向け、ブラン監督は「サーブとサーブレシーブ、相手のオポジット(エースのグロツァー選手)へのブロックが鍵になる」と展望した。【パリ小林悠太】

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