節目の日米通算250号ホームランまであと1本としている大谷選手は23日、本拠地ロサンゼルスで行われたジャイアンツ戦に1番・指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席はインコース低めの変化球に空振り三振、3回の第2打席はインコース高めの150キロを超える速球に空振り三振でした。

2対1で迎えた4回は2アウト一塁三塁のチャンスで第3打席がまわりました。

大谷選手は3球目、インコース低めの変化球を引っ張って、ライトへライナー性の鋭い打球を飛ばし2試合ぶりのヒットがタイムリーツーベースとなって2点を追加しました。

6回の第4打席は1アウト二塁の場面で、アウトコース低めの変化球に空振り三振でした。

4対1で迎えた8回の第5打席は2アウト一塁三塁でジャイアンツの5人目で160キロを超える速球が持ち味のロドリゲス投手と対戦しました。

大谷選手は力強い速球4球で追い込まれたあと5球目、159.6キロのボールをセンター前にはじき返してこの試合2本目のタイムリーヒットを打ち貴重な追加点をあげました。

このあと二塁へ今シーズン24個目の盗塁も成功させました。

大谷選手はこの試合5打数2安打3打点、盗塁が1つで打率が3割1分4厘に上がりました。

また、今シーズンの通算打点を「73」としてナショナルリーグの2位に浮上しました。

ドジャースは9回、ジャイアンツに1点を返されたものの、5対2で逃げきり連勝を「5」に伸ばしました。

大谷翔平「難しいボール いいスイングだった」

試合後、大谷選手はグラウンドでNHKのインタビューに応じ、4回の2点タイムリーツーベースについて「けっこう難しいボールだったが、なんとかフェアゾーンにいってくれて、いいスイングだった」と振り返りました。

ドジャースはオールスターゲームのあと、これでシーズン後半に入って5連勝としていて、大谷選手は「いいときもあれば悪いときもあると思うが、いい流れを長期間継続できるチームだし、この流れを継続していきたい。1試合1試合が大事だし、どういう試合をするかも大事なので、いいゲームができればいいと思う」と手応えを話しました。

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