【東京都(NTT東日本)-札幌市(北海道ガス)】六回表、選手に声をかける札幌市の工藤賢二監督(右)=東京ドームで2024年7月23日、新宮巳美撮影

 第95回都市対抗野球大会は第5日の23日、東京ドームで1回戦があり、4年連続出場の札幌市・北海道ガスが東京都・NTT東日本に7―3で勝利し、2年ぶりに初戦を突破した。北海道勢の本大会通算100勝を達成した。札幌市・工藤賢二監督の試合後の主なコメントは次の通り。

札幌市・工藤賢二監督

 言葉が出ない。何とか先制点が欲しい中でしっかり取ってくれて、投手も最初から継投で行くつもりではあったが、一人一人が自分の持ち場で頑張ってくれた。打者も積極的に打ってくれたので、こういう結果につながったと思う。よくやってくれたの一言に尽きる。

 (北海道勢の本大会通算100勝について)毎回100勝のことを言われるので、私自身はあまり考えないようにしていた。これで一区切りなので、プレッシャーは少しなくなるのかなと思う。

 (東京都の大応援団について)確かにものすごい応援だったが、私は自分たちが応援してもらっていると思えばいいと考えていた。

 (2回戦の相手は大垣市・西濃運輸)JABA大会で一度対戦しているが、そこに補強が加わっている。短い時間だが頭をリセットして、次の一戦に向けて気を引き締めて準備したい。

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