北海道北広島市のエスコンフィールド北海道で23日、プロ野球のオールスター戦が初めて開催された。全パは地元開催となった北海道日本ハムファイターズから左腕・山崎福也投手ら7選手が先発出場。先発した残り2選手も元日本ハムの近藤健介(ソフトバンク)、岡大海(ロッテ)両選手で、「日本ハム勢」が地元ファンを沸かせた。
開場前は一塁側入場口前で私服姿の出場選手やマスコットがファンの前を歩く「ブルーカーペットショー」が行われた。各球団のファンが集まり、選手たちはサインや写真撮影に応じていた。人気を集めていた日本ハムの田宮裕涼選手は「きれいめなスーツ姿で来た」とリラックスした様子だった。
試合では日本ハムの選手たちがそれぞれデザインの異なる歴代ユニホームを着用。山崎投手はシーズン中に打席に立つのはセ・パ交流戦くらいだが、この日は2番打者で起用され、一回に左前打を放った。
一方、投げては2回に3本塁打を含む集中打を浴びて9失点。「すごい打線だった。こんなことあるんだと。2番での起用とは思わずびっくりしたが、ヒットを打てたことは良かった。思い出になるオールスターだった」と話した。【谷口拓未】
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