表彰式はオールスターゲーム第1戦の会場、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道で行われました。

表彰されたのは、
▽2000本安打やプロ野球記録を更新する3021試合出場の記録を打ちたてた谷繁氏と、
▽広島から大リーグに挑戦し、ドジャースとヤンキースでプレーして79勝を挙げ、広島に復帰したあと史上2人目となる日米通算200勝を達成した黒田氏、
▽審判としてプロ野球の公式戦3026試合を担当し、日本シリーズ11回、オールスターゲームも6回担当しおととし94歳で亡くなった谷村友一氏の3人です。

表彰式には谷繁氏と黒田氏、それに谷村氏の孫の米井林太郎氏が出席し、野球殿堂博物館に飾られる顔をかたどったレリーフの複製と花束が贈られました。

谷繁氏は「身が引き締まる思いです。レリーフも初めて見て、重さを感じた。在籍した横浜と中日の両球団とファンの方には感謝しかない」と話しました。

黒田氏は「目の前の試合を必死に投げ抜いた結果がこうなったのかなと改めて感じた。広島の新井監督から花束をいただき、『よく頑張った』と言ってもらえました」と話しました。

また、谷村氏の孫の米井氏は「祖父は審判こそが天職だと言っていた。試合に携わることができたのは昔も今もこれからも、野球というすばらしいスポーツと皆様のおかげだ」と話しました。

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