柔道の日本代表は、男子66キロ級の阿部一二三選手と女子52キロ級に出場する妹の詩選手が23日午前、羽田空港からフランスに向けて出発しました。

2人は空港で取材に応じ、このうち一二三選手は「体の仕上がりや気持ちの面もとてもいい状態で、パリオリンピックで優勝することだけ考えてやってきた。緊張も不安もたくさんあるし、いろんな思いはあるがすべてを背負って最高のパフォーマンスをしたい」と意気込みを話しました。

そして、史上初となるきょうだいでのオリンピック2連覇に挑むことについては「東京大会のときよりもプレッシャーはあると思うがお互いを信じて最後まで戦いたい」と覚悟を話しました。

また、詩選手は「家族なので心強く戦えるし誰よりも強い絆を持っている。歴史の1ページに名を刻めるような戦いをしたいので、最後の最後まで諦めずに戦い抜きたい」と意気込みました。

パリオリンピックの柔道は大会2日目の今月27日から始まり、2人が出場する男子66キロ級と女子52キロ級は28日に行われます。

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