パリへ出発前に取材に応じる柔道女子48キロ級の角田夏実=22日午前、羽田空港

 パリ五輪の柔道日本代表で女子48キロ級の角田夏実、男子60キロ級の永山竜樹が22日、羽田空港からパリへ出発した。昨年まで世界選手権3連覇で金メダルが期待される角田は「少しずつ緊張感というか実感が湧いてきた。自分の中での一番のパフォーマンスができればいいなと思う」と意気込みを語った。  今年に入って膝をけがし「まとまった練習ができていない」と不安を漏らす。ただ「その中で闘うしかない。今の自分の柔道をしっかりやることにフォーカスしてきた」と話した。  永山は5月の世界選手権で初戦敗退。「五輪で同じ失敗をしないように準備をしてきた。楽しんで自分らしくいきたい」と力強かった。


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