100年ぶりにパリで開催されるオリンピックは6日後の26日、セーヌ川で開会式が行われる予定で、選手村などの関連施設が続々とオープンしています。

20日はパリ市西部の複合施設に各国・地域のメディア、それにオリンピック委員会が拠点を置くメインプレスセンターが正式にオープンしました。

選手や大会組織委員会が記者会見を行う4つの会見場が設けられているほか、記者たちの業務スペースなども用意されています。

オープン初日から多くの記者が集まり、荷物チェックなどを受けて中に入ると会見や競技取材に向けた準備を進めていました。

イギリスの公共放送、BBCの男性記者は「東京オリンピックも現地で取材したが、パリ大会では観客が戻って競技会場の雰囲気もすばらしいものになるだろう。スポーツは人々を1つにできると信じている。大会を通して世界の最もすばらしい面を見せて欲しい」と期待を寄せていました。

また、オーストラリアのテレビ局の男性記者は「ロシアとウクライナの戦争など緊迫した難しい状況にはある。ただ、スポ-ツにはさまざまな壁を壊す力がある。すべてが終わって振りかえるとすばらしい大会だったと思いたい」と話していました。

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