海外移籍の準備でチームを離脱する前に、サポーターと交流するFC東京の松木玖生選手(中央)=東京都調布市で2024年7月19日午後5時11分、藤井達也撮影

 海外クラブへの移籍準備のため、チームから離脱するサッカーのJ1・FC東京の松木玖生(くりゅう)選手(21)が19日、東京都調布市でファン・サポーターとの交流イベントで別れを惜しんだ。高校卒業後のプロデビューから2年半過ごした本拠地、味の素スタジアム近くでサインや記念撮影などをした。

 松木選手は約2時間半をかけて、抽選で選ばれたファンクラブの会員ら約560人と交流。背番号「7」や「44」の青赤ユニホームにサインしたり、新たな環境でのチャレンジへの激励を受けたりした。イベント後には、交流会に参加できなかったサポーターらも加わり、計約1000人と記念撮影を行った。

 イベント後、松木選手は「予想していた以上の人が来てくれて、直接いろいろと声をかけてもらいこれからの励みになった」と話し、「海外でのプレーは自分の夢だった。A代表に選ばれるような活躍をしていきたい」と意気込みを語った。【藤井達也】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。